3月7日(土)、山本一太知事の臨時記者会見見にて発表された内容をまとめました。
公開された感染者についての情報
- 群馬県太田市に居住する40代女性
- 太田市内の保育所に勤務
- 現在の容態は重症
- 主な移動手段は自家用車
- 感染経路や行動は調査中
発症から陽性反応に至るまでの経緯
- 2月27日(木):出勤。この日から体調不良を感じた。
- 2月28日(金):マスクを着用して出勤、早退。
- 2月29日(土):体調不良が続いたため、医療機関Aを受診。
- 3月2日(月):マスクを着用して出勤、二時間勤務した後に早退。以降は出勤せず。
- 3月3日(火):医療機関Bを受診。
- 3月6日(金):自宅療養するも症状が改善せず、咳や息苦しさがあったため、医療機関Bを再度受診したところ、肺炎と診断。「帰国者・接触者外来」である医療機関Cを受診。医療機関Cにて「新型コロナウイルス感染症疑い」と診断され、検体を採取。
- 3月7日(土):県の衛生環境研究所で検査したところ、陽性反応。現在は、医療機関Cに入院中で、容態は重症。
- 3つの医療機関を受診した際は、マスクを着用していたとのことです。
3月8日の臨時記者会見にて新たに発表された内容
3月8日(日)、山本一太知事の臨時記者会見見にて発表された内容を追記します。
陽性確認に至るまでの経緯
- 2月27日(木):マスクなしで終日出勤。熱感、倦怠感あり。
- 2月28日(金):マスクを着用して午前中のみ出勤し、早退。
- 2月29日(土):欠勤。38℃代の発熱と鼻水、全身の倦怠感あり。医療機関Aを受診し、インフルエンザ検査を実施、結果は陰性。院内薬局Dに立ち寄り。
- 3月2日(月):マスクを着用して二時間のみ勤務、体調不良のため早退。
- 3月3日(火):自宅療養。39℃代の発熱。咳や鼻水などの症状に加え、関節の痛みを感じる。医療機関Bを受診し、レントゲンでは肺炎像はなし。院内薬局Eには家族が立ち寄り。
- 3月4日(水):自宅療養。下痢症状が出始める。
- 3月6日(金):息苦しさを感じ始める。医療機関Bを受診し、レントゲン撮影で肺炎像が認められたため、「帰国者・接触者相談センター」へ連絡。医療機関Cを紹介され、受診し、入院。新型コロナウイルス感染疑いと診断。検体を採取。
- 3月7日(土):陽性と確認。
現在の容態
- 現在は、医療機関Cに入院中。容態は重体で、集中治療室に入っている。
感染経路
- 発症前二週間以内に、県外へ車で外出をしていた。これまで集団感染が発生していた施設等への外出はしておらず、感染経路は不明。
勤務先および濃厚接触者
- 勤務先は、群馬県太田市の社会福祉法人 木崎育英会 木崎あおぞら保育園。
- 濃厚接触者は152人(両親、親族、勤務先の職員および園児)。医療機関従事者は含まない。二週間の外出自粛を依頼している。
- 現在、保育園関係者 三名に風邪症状が確認されている(三名の内訳は、職員と児童)。早急にPCR検査を実施予定。
- 当該保育所は、3月9日〜22日まで二週間休園。
県内保育所等への対応
- 県内の保育所や認定こども園、放課後児童クラブ等の従事者については、勤務や日常生活の買い物などを除き、外出は控えるよう各市町村へ通達する。
新たな情報が入り次第、随時更新していきます。