新型コロナ:ファイザー製ワクチン1回目接種後の副反応を詳しくレポするよ【三十代女性・既往歴あり】

時事・雑学

新型コロナウイルスが猛威を振るい始めてから、早1年半。
ようやく一般の層にもワクチン普及の兆しが見えてきましたね。

ねっこ
ねっこ
  • ワクチンを打ちたいけど副反応が怖い!
  • 20~30代は副反応が重いってホント?
  • 授乳中に打っても大丈夫?

と副反応が心配な方も多いのではないでしょうか。

かくいう私も、接種するまでは、ワクチンの副反応(=副作用)が怖くてたまりませんでした。
先行接種した医療者の方のレポを読んだり、英語の論文を読んでみたりしましたが、「ええい、自分に副反応が出るかどうかは、結局打ってみないとわからん!」と、思い切って接種に臨みました。

その結果の副反応について、レポしたいと思います。

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接種した人(ねっこ)の既往歴等について

副反応について書く前に、私の身体的状況についてかんたんに説明します。

  • 三十代前半
  • 女性
  • 小柄(身長は160cm以下、体重は45kg以下)
  • 授乳中
  • 既往歴:HELLP症候群(溶血・血小板減少・肝機能低下)
  • 備考:貧血ぎみ、過去に血管迷走神経反射で数度の失神を経験

授乳中の接種について

海外でショッキングな報道もありましたので、海外各国の見解も含め、入念に調べました。
現時点では、『mRNAワクチンの成分そのものが母乳に出ることはないが、母乳に移行した抗体が乳児を守る効果が期待される』とされています。

妊娠・授乳中の新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種について | 国立成育医療研究センター

私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省

日本国内では、まだ12歳未満の子どもは、接種対象とされていません(2021年7月現在)。そのため、以前より、母乳を介して乳児に抗体を移行できればと考えていました。

卒乳が間近に迫っていたため、接種を急ぎました(卒乳がまだ先であれば、もう少し様子見をしていたと思います)。

既往歴のHELLP症候群について

ワクチンの説明欄には「血小板減少症の人はかかりつけの医師と相談せよ」という旨の記載がありましたが、既に治癒している(妊娠合併症であった)ため、自分で問題ないと判断しました。が、やはり接種後、体調不良時の不安材料になってしまいました。

かかりつけ医がいる方・持病がある方は、気になることは全て解消してから接種に臨むことをオススメします。

接種当日の体調について

キャンセル枠での接種だったため(詳しくは下記の記事をご参照ください)、接種する日にちは、当日に決まりました。そのため、平常どおりの睡眠時間(7~8時間)および水分摂取量だったと記憶しています。

念のため、接種直前に授乳を済ませておきました。

ファイザー製ワクチン:1回目接種後の副反応

接種時の痛み

  • インフルエンザワクチンの予防接種に近い、鋭い痛みでした。
  • 身内や知人は痛みは全く無かったという人が多いため、痛みの程度は、接種する医師によるようです。

接種後の副反応(直後~1時間経過)

  • 接種直後は、『ちょっとジンジンするかな?』程度でした。アナフィラキシーショック、血管迷走神経反射、じんましん等はありませんでした。
  • 30分ほど経過後、徐々に接種した左肩がだるくなってきました。
  • 筋肉痛のような痛みと重さが出てきましたが、日常生活は問題ありませんでした。

接種後の副反応(12時間:半日経過)

  • 筋肉痛のような痛みがあり、腕を上げる動作は痛くてできませんでした。それ以外の日常生活は問題ありませんでした。
  • 痛くて、接種した左肩を下にして横になることはできませんでした。
  • 接種7時間後に授乳しました(搾乳はしていません)。授乳後、乳児に異常はありませんでした。

接種後の副反応(24時間:1日経過)

  • 接種をした左肩の痛みがピークを迎えました。肩を使う動作の家事や、抱っこ紐の装着はできませんでした。
  • 接種15時間後に、2回目の授乳を行いました。その後は、平常どおり1日3回の授乳を続けていますが、乳児に異常はありません。
  • 軽い下腹部痛および不正出血の兆候がありましたが、出血には至りませんでした。

接種後の副反応(48時間:2日経過)

  • 接種をした左肩の痛みが和らぎ、肩の可動域が広がりました。抱っこ紐も、装着時は痛いですが、使用して散歩に行きました。
  • 軽い下腹部痛および不正出血の兆候がありましたが、出血には至りませんでした。

接種後の副反応(3日~5日経過)

  • 貧血様症状が出現しました。頭痛、立ち眩み、動悸、倦怠感がありました。
  • 常時ではなく、睡眠不足時や疲れている時に、症状が強くなりました。特に5日目の夕方は貧血症状が悪化し、立っているのがツラく、横にならざるを得ませんでした。

ぐんまコロナワクチンダイヤルへ相談

  • 副反応についての相談窓口であるぐんまコロナワクチンダイヤルへ電話をかけてみました。17時頃でした。
  • 1度目は、何度コールしても繋がらず、しばらく経ってからかけ直す旨の自動音声が流れて切られてしまいました。2度目は、6回ほどのコールで繋がりました。
  • 症状について詳しく聞かれ、心配であれば、かかりつけ医を受診するように案内されました。病院を案内されることはありませんでした。

病院にて血液検査を実施

  • 既往歴により血小板が異常低下した時の倦怠感と酷似していたため、血小板減少症になっていないか、心配になりました。産科を受診し、血液検査を依頼しました。
  • 血液検査の結果、赤血球および白血球、血小板数値等、全ての値が問題ありませんでした。

接種後の副反応(6日経過~)

  • 十分な休養を取り、以前処方された鉄剤(クエン酸第一鉄Na錠50mg「サワイ」)を服用し、貧血様症状は消失しました。
  • その後、母子ともに体調に異変はありません。

次回の2回目接種に向けて

想定以上に1回目の副反応が出たため、鉄剤(サワイ)、鎮痛剤(ロキソプロフェン)、解熱剤(カロナール)等の服用について、授乳中でも問題ない旨を医師に確認しました。

※2回目の接種後に、追記したいと思います。


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