いつものように、iPhoneでネットサーフィンを楽しんでいた時のこと。
飛び出してきたのは、「2021年間ビジターアンケート(地名)ブラウザー意見アンケート」 という画面。
あなたは表示されたことはありますか?
そう、実はこれ、フィッシング詐欺の画面なんです。
刺客は突然やってくる(再来)


にゃんだって?!FaceID搭載のiPhone12が当たる?!

…いや、ちょっと待って!この画面、どこかで見覚えが…

ニャッ!言われてみればたしかに…

よーく見てみよう


うさんくさいドメイン、ビジターアンケートの文言…
こ、これは…!

そう!数年前に流行った(騙されかけた)フィッシング詐欺の画面だ!!
巧妙に作られたこの画面。そう、フィッシング詐欺なんです。
PCやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを問わず、ChromeやSafari、FireFoxなどの様々なブラウザで表示されることがわかっています。

あやうくまた騙されるところだったにゃ

突然出てくるから、驚くのも無理ないよね
2021年に表示された画面は、2019年とほとんど同じですが、今回は花吹雪の舞う仕掛け付き。新たに追加された効果が、逆にうさんくささを強調していますね。
アンケートに答えないとハッキング脅迫画面へ
ちなみに、アンケートに答えずにそのまま進んでみると、何やらロード画面に遷移し…

「ハッキングしたかんな!(ハッキングしたとは言っていない)」と脅迫してきます。とてもiPhoneを無料であげようとしている善人のすることではありません。

すぐに対処が必要です!の文言が、こちらの怒りをナチュラルに煽ってきますね!
アンケートに回答していくと、おそらく2019年同様に「iPhone12の送り先を入力してね!」と個人情報を要求してきます。
ハッキングの画面を進めると、おそらく「ハッキングやめさせたければお金払ってね!」的な画面に移動するのでしょう。
対処方法
ハッキングされている可能性はとても低いため、ブラウザをそっ閉じしましょう。心配な方は、さらにウイルスチェックを行うと安心です。
原因
おそらくどこかのサイトのウェブサーバーが改ざんされ、自動的にフィッシング詐欺のURLにリダイレクトされています。
乗っ取られたウェブサーバーの持ち主側が気付くまではどうしようもないため、閲覧する側の「自衛=騙されない知識」が必要です。

ねっこを二度も騙そうとするとは不届きものだにゃ!

いつどこのサイトが改ざんされているかわからないから、自衛しようね


しかし、タブの数18個はさすがに開きすぎでは…

つい新しいタブを開いてしまうのは、僕の悪い癖!にゃ!

右京さんはともかく、何があってもいいように、日ごろから機器のバックアップはこまめに取っておこうね!

にゃ!(取るとは言っていない)