先日、待ちに待ったファイザー製ワクチンの接種を終えました。
副反応が出ることがあるとされる、2回目の接種。
宝くじはたまに3000円が当たる40代男性・宝くじは300円しか当たったことがない30代女性ともに、頭痛・発熱・倦怠感など副反応のオンパレードで、見事に寝込みました。
今のところ、我が家の40代以下、副反応が当たった確率は100%です。
(ちなみに、65歳以上は、全員副反応ゼロ。2回目の接種翌日も元気いっぱいでした。)
心配性なので準備はしていましたが、それでも、大人になってからの発熱は辛いものがありました。
今回は、副反応の症状と、準備しておいて良かったものを書いていきたいと思います。
実際に起こった副反応
はじめに、どんな症状が現れたか、かんたんに記載しておきます。
1回目のワクチン接種後
翌日に微熱があった…かな?
2日目から5日目まで、めまいと倦怠感。
2回目のワクチン接種後
■20時間後から38℃以上の高熱、寒気、頭痛、接種した肩に強い痛み。一日中ツラかった。
■36時間後に解熱。肩の痛みとかゆみは数日続いたよ。
■12時間後から38℃以上の高熱、頭痛、寒気、倦怠感、接種した肩に強い痛み。夜も眠れなかった。
■28時間後に解熱。肩の痛みと倦怠感は数日続いたよ。
準備しておいて良かったもの
①解熱・鎮痛薬
解熱薬があって本当に助かった…
ロキソニン、神棚に飾って拝みたいくらいには感謝してる
厚生労働省では、副反応が出た際は、市販の解熱・鎮痛薬を服用しても問題ないとしています。
【参考】ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか。|新型コロナワクチンQ&A
解熱・鎮痛薬として、アセトアミノフェン(商品名:カロナール)やロキソプロフェン(商品名:ロキソニン)などの薬があげられていますが、どれを買えばいいか悩んでしまいますよね。
カロナールとロキソニン、どちらがいいの?
カロナールは、効力は弱めですが、その分副作用も控えめで、安全性が高いとされているお薬です。
先行接種の進められていた複数の医療機関では、ワクチン接種の際に、接種者へカロナールを配布するところもあったそうです。
ロキソニンは、効き目の強いお薬ですが、胃が荒れるなどの消化器症状が出現することがあります。胃薬と一緒に処方されることもありますね。
どちらを選んでもよいとは思いますが、できれば飲み慣れているお薬、もしくは過去に飲んで副作用の無かったお薬を選択すると、安心かと思います。
なお、ねっこは授乳中でしたので、下記のサイトで、カロナール・ロキソニンともに服用しても問題ないことも確認しました。
【参考】授乳中に安全に使用できると考えられる薬 – 50音順 – | 国立成育医療研究センター
ねっこはロキソプロフェン、いっぬはアセトアミノフェンを飲んでみた
■ロキソプロフェンは飲んだことが無かったので、ねっこに買ってきてもらったアセトアミノフェン錠HPを飲んだよ。
■38℃発熱時の効きはまあまあで、翌々日まで高めの熱が続いたよ。
■計3回服用したよ。
■含有量がもう少し多ければ、もっと楽になったかもしれないね(アセトアミノフェン錠HPは大人1回あたりアセトアミノフェン含有量300mg)。
■出産時に処方してもらったロキソプロフェン60mgを飲んだよ。
■38℃発熱時に飲んだら一時間くらいでスーッと楽になり、熱が下がった。肩の痛みも和らいだよ。
■半日で高熱がぶり返しても、服用するとまた楽になったよ。
■計2回服用したよ。
薬局からタイレノールが消えた?
1回目のワクチン接種から副反応のあったねっこは、いっぬの2回目の副反応に備え、解熱・鎮痛薬を買おうと思い立ちました。
しかし、ドラッグストアの商品棚から、タイレノール(アセトアミノフェンの市販薬)がごっそり無くなっていたのです。
あのー、アセトアミノフェン系の解熱薬を探しているのですが、もしかしてここの棚って…
そうなんです。ワクチンの副反応対策に購入される方が増えたみたいで、全国的に品薄なんですよ…
運良く、1箱だけ売れ残っていたアセトアミノフェン錠HPを、購入することができました。
余談:個別接種は問診時にカロナールを処方してくれることも
ワクチンを接種する前には、必ず医師による問診があります。
問診で、1回目の接種で既に副反応があった旨を話したところ、カロナール500mgの処方箋を出して頂けました(ドラッグストアでアセトアミノフェン錠hpを購入済みだったので、時すでにお寿司)。
集団接種だと難しいかもしれませんが、医療機関による個別接種ですと、その病院として処方箋を出してくれることもあるようです。
②飲み物とすぐ食べられる物
発熱時に飲めるものを数日分!
グリーンダカラを一日で三本飲んだよ
レモンウォーターをまた全国で販売してくれー!
『風邪を引いた時に飲んでいるもの』や『発熱時に飲めるもの』を多めに用意しておくことをおすすめします。
発熱時の水分補給は必須ですが、高熱のためか、水やお茶はあまり飲む気になれませんでした。
スポーツドリンクなど、のどごしの良いものが飲みやすかったです。
かんたんに食べられる物があると安心
温かいかけうどんが神だった…
卵おじやサイコー!
個人差はあるかと思いますが、風邪ではありませんので、食欲はありました(ただし、高熱が出ているときはあまり食べる気は起きませんでした)。
ゼリー飲料やカロリーメイト、食べやすいパンなど、すぐに食べられる物を用意しておくと、安心して寝込んでいられます。
家族に接種者がいる場合は、おうどんやおじやを作ってあげると喜ばれるかと思います。
③冷えピタや氷枕、氷のう
これは本当にあって良かったにゃ
寒気があるため、クーラーの温度を下げることは出来ませんでした。が、頭痛や発熱があるため、頭はツラい状態が続きます。
冷やしていると熱感が軽減されるため、接種翌日は特に、冷えピタと氷枕が手離せませんでした。
事前に氷を作っておくことも忘れずに!
冷凍庫の速氷モードでも足りなくて、製氷皿も使って氷を大量生産したよ
氷枕や氷のうを連続使用する場合に備えて、あらかじめ沢山の氷を作っておくことをおすすめします。
余談:ジップロックでも氷枕が作れます
氷枕が無い!もしくは今死ぬほどツラくて買いに行く余裕が無い!なんていう時は…
- ジップロックに氷と塩を入れて閉め(溶け防止)
- さらにジップロックに入れて閉め(漏れ防止)
- タオルを巻くと即席氷のうが作れます。
ただし、手作りで強度に限界があるため、あまり強い負荷はかけないことをおすすめします。
④毛布や掛け布団
本気でガクブルしたよね
冬用の羽毛布団を出しておいてもよかったかも
高熱が出る直前は、決まってひどい悪寒や寒気に襲われました。
冗談ではなく、ガクガクブルブルするほど身体が寒くなり、一気に熱が上がっていきます。
足元に用意しておいた冬用毛布を掛け、さらに近くにあったブランケットもかけましたが、それでも寒くて寒くてたまりませんでした。
接種翌日は、薬が切れると寒気を感じ発熱するという流れを何度かループしていたため、ずっと毛布を掛けていました。
⑤2回目接種翌日のお休み
若い人は、2回目の接種翌日は丸一日動けないと思っていた方がいいかも
あらかじめ翌日は休みにしておいたよ
接種日は異なりますが、二人とも38℃以上の高熱が出て、接種翌日はずっと寝込んでいる状態でした。
2回目の接種をこれから検討される方は、翌日は仕事や学校を休むこと・家族とは接種日の間隔を開けることをおすすめします(一家共倒れになります)。
まとめ
大人になってからの高熱は、思っていた以上に辛かったです。
ですが、とてつもない寒気に震え、高熱に浮かされながら思ったことは『副反応でこれなら、新型コロナに感染したらどれだけ辛いんだ…?』という恐怖でした。
我が家には乳児と高齢者もいますので、2回のワクチン接種を終えたことが、心の安心材料となっています。
もちろん、これで感染しないというわけではありませんので、引き続き感染対策には、万全を期していきたいと考えています。
この記事が、これからワクチンを接種する方に少しでも参考になれば幸いです。
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