チケットの枚数や区分、支払情報などを選択していくと、受取方法を選ぶシーンとなります。
支払いはクレジットカードさえあれば比較的簡単にできますが、発券・受取方法は、プレイガイドやイベントによって異なります。
いくらチケットを購入していても、どんな発券方法にしろ、チケットそのものを持参していなければ、入場できることはまずありません。
海外チケット購入時に最も重要なポイントといえるでしょう。
発券・受取方法は慎重に確認すること
購入に気が急いて、ここで誤った発券方法を選択しないように注意しましょう。
購入後に受取方法が変更できるプレイガイドは多いですが、なかには受取方法が限定されており、海外からの購入を想定していない、あるいは対応していない場合があります。
おすすめは「Print at Home」
おすすめの受け取り方法としては、「print at home」、つまりPDFファイルなどでチケット発行し、印刷した紙面をチケットとする方法があります。
この方法であれば、万が一スマートフォンが故障したり、現地での通信手段が確保できない場合でも安心です。
紙面は複数枚印刷しておく
盗難や紛失に備え、チケットとなる紙面は複数枚印刷し、キャリーと手荷物など、分けて保管するようにしましょう。
「Mobile App」は日本製端末にも対応しているか要確認
受取方法としてスマートフォンアプリを選択できる場合、そのアプリ自体が、特定地方以外の端末にインストールできない仕様であることもあります。
購入前によくよく確認しましょう。
ねっこはiPhoneを使用していますが、アメリカのチケットを購入した際、指定されたアプリをインストールしようとしたところ、「対応していない地域で製造された端末です」という旨のエラーメッセージが表示されました。
その時は「Print at Home」が選択肢に無かったため、「Will Call」、現地の会場窓口でチケットを引き換える方法を選択しました。
「Will Call」現地受取の流れ
イベント開演前に、会場などに設けられたチケットブースなど、指定された場所へ行き、本人確認の上でチケットを受け取る方法です。
先日、ねっこがアメリカで、「Will Call」の現地受取をした際の流れを紹介します。
受取方法はプレイガイドやイベントによって異なるため、あくまで一例としてご参考ください。
受取場所は会場の「Box Office」
チケットを受け取る場所は、ライブを開催する会場の「Box Office」でした。
イベント当日でなくとも、受取は可能なようです。
会場近くのホテルに前日入りしていたため、会場に行ってみましたが、ブースは閉まっていました。
何かしらのイベント営業日でないと、Box Officeも開かないようでした。
そのプレイガイドの事務所が別の場所にもあったため、そちらで早めに受け取ることは可能か、メールで問い合わせてみました。
回答は「ライブ会場のBox Officeで引き換えてください。」とのことでした。
後で実際に受け取ったチケットを見てみると、おそらくチケット原本と購入者情報を印刷した紙面が、事前に会場へ郵送されていたようです。
Box Officeが開く時間を確認すること
会場の公式ウェブサイトには「Box Officeはライブ開場の1時間前にオープンするよ!」と書いてありましたが、実際には、1時間半前にオープンしていました。
可能であれば、スタッフや周囲の人に話を聞き、情報を掴んでおくようにしましょう。
また、行列ができている場合は、その行列の目的が何であるかを確認するようにしましょう。
海外のイベントは整理番号が無いことが多いため、たいていは入場待ちの行列ですが、万が一Box Officeオープン待ちの行列だった場合は、並ばなくてはいけません。
受取に必要ものは絶対に忘れないこと
Box Officeでチケットを受け取るために、下記を求められました。
- パスポート
- チケットを購入した際に支払情報として入力したクレジットカード
- チケット領収書(チケット引き換え画面)
受取に必要なものは、イベントによって異なります。
一つでも忘れた場合、チケットを受け取ることができなくなりますので、注意しましょう。
印刷した紙面とチケットを引き換える場合は、紙面は複数枚印刷し、キャリーと手荷物など、分けて保管するようにしましょう。万が一、紛失や盗難に遭ったら、泣くに泣けません。
チケットさえ手に入れば、後は、事故や怪我、盗難に気をつけて、海外でのイベントを楽しむだけです。
海外イベントのチケット購入は、調べることが多く大変ではありますが、その分、終わった後の満足感や達成感は格別です。
日本国内のイベントとは一味違う非日常を、存分に満喫してください。きっと忘れられない特別な一日となるはずです。